アヴィエーター（2021年生、母シルヴァーグレイス）

アヴィエーター（2021年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「飛行士。映画名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時7歳）と交配したシルヴァーグレイスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の名古屋モーニングフィーバー8。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、小山大介によって2,310万円で落札された。

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月9日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は418kg。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月18日、中9週で迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

3歳（2024年）

2月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月6日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

6月28日、中5週で迎えた6戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー8（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマッドリボンガールを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の亀戸の奇跡!穂ちゃん祝・誕生!（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したキモンゲームに半馬身届かず2着となった。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆかりバースデー記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったベアウェイトゥゴーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の田中駿1/2成人式おめでとう!（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジョーサルーテにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のらてぃこる大健闘記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったインヴェスターに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったドントレットゴーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた14戦目は、菜緒ちゃん1歳おめでとう記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた15戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、祝!美子店長爆誕記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したセブンスリーローズを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。