タイキフロンティア（2012年生、母タイキガイア）

タイキフロンティア（2012年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋最先端」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時17歳）と交配したタイキガイアが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ビクトリーホースランチ。主な勝ち鞍は2017年の3歳以上C3四。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額1,200万円（6万×200口）で一口馬主が募集された。

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

1月25日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って17着に敗れた。

3月29日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月7日、中9週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

8月15日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

9月12日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

11月22日、中9週で迎えた7戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2016年）

1月24日、中8週で迎えた8戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったバトルボンネビルからハナ差の2着に惜敗した。

5月1日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月16日、中7週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月27日、中5週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月22日、中7週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2017年）

3月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月27日、中6週で迎えた16戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

5月10日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた20戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のキングエイティに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月4日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

10月6日、中4週で迎えた26戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るショウナンハヤブサを目の覚めるような末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

11月21日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田野豊三騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6歳（2018年）

1月10日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田野豊三騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田野豊三騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田野豊三騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず最後はユウマイオーと並んで4着同着となった。

4月10日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田野豊三騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。