ターフプロローグ（1993年生、母ハイエストリッジ）

ターフプロローグ（1993年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時10歳）と交配したハイエストリッジが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の一般C5ト。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

6月22日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月4日、中3週で迎えた3戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた5戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた7戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4歳（1997年）

1月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヌ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた10戦目は、藤本靖騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヲ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

2月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5リ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンムテキに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノタカヒメから半馬身差の2着となった。

5月5日、中3週で迎えた15戦目は、一般C4ヘ C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた16戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた17戦目は、一般C5イ（足利ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた19戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。