カズサハーレー（1984年生、母セイダイチグサ）

Kazusa Halley

1984.02.27

カズサハーレー（1984年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザリー（当時12歳）と交配したセイダイチグサが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）グラン・ファーム。戦績は、中央平地11戦0勝2着3回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

9月14日、デビュー戦は三浦繁美騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/不良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

11月8日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦繁美騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

3歳（1987年）

6月7日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた4戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

8月16日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長峰一弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダイナアガサに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で長峰一弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で長峰一弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月10日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアイディンガバナーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ホウライボーイに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4歳（1988年）

3月14日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4三四（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月27日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般C4三四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。