ナイトディグニティ（2012年生、母ナイトアットオペラ）

ナイトディグニティ（2012年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「騎士の威厳」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時14歳）と交配したナイトアットオペラが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方27戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月5日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は402kg。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3歳（2015年）

2月7日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

6月6日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月15日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた8戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた9戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の牧野恵多・岡本直子御結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた11戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた12戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったディナールに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた17戦目は、ファミリー笠松応援記念3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、デルマフウライマツに半馬身交わされて2着となった。

4歳（2016年）

1月13日、中1週で迎えた18戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた19戦目は、伊達成実杯（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた21戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた22戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた23戦目は、藤田玄己騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた25戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた29戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

6月11日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。