チシャーキャット（2014年生、母ナンヨーナイト）

Cheshire Cat

2014.03.15

チシャーキャット（2014年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「小説に登場する猫の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時13歳）と交配したナンヨーナイトが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三好牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

8月7日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクリップスプリンガをクビ差振り切って初白星を挙げた。

8月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦1勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

10月23日、中7週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のくるみ賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた4戦目は、2歳500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に終わった。

3歳（2017年）

2月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて16着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。