スマイルウィーク（2014年生、母オメガスピリット）

スマイルウィーク（2014年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「笑顔の週末を送って欲しいという願いを込めて」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時19歳）と交配したオメガスピリットが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の一般C2。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月9日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

3歳（2017年）

2月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

9月2日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた4戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のパラダイスシップを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、レッドヴィクターにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月5日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

4歳（2018年）

5月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアロに4馬身の差をつけて制した。

7月7日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月15日、中7週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた14戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。