ユイフェリーチェ（2009年生、母シルエットロマンス）

ユイフェリーチェ（2009年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時9歳）と交配したシルエットロマンスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際セントラルスタッド。戦績は、地方31戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際セントラルスタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2011年）

9月16日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジャルディーノに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3歳（2012年）

1月17日、中2週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月1日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたカチノキントウン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のタカイチヒーローを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月21日、中6週で迎えた17戦目は、秋祭り特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた18戦目は、初霜特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（11戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた19戦目は、冬凪特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で左海誠二騎手（12戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた20戦目は、シクラメン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で左海誠二騎手（13戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4歳（2013年）

1月29日、中5週で迎えた21戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた23戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月29日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

5月7日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた26戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

6月10日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた28戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた29戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた31戦目は、ニッカンスポーツコム杯（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。