グラスワイルド（2011年生、母シルクリンケージ）

グラスワイルド（2011年3月4日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋野生的」。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス（当時23歳）と交配したシルクリンケージが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

4月27日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のアルディバインに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月9日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアドマイヤダリヤに詰め切れず、5馬身差の2着となった。