アグネスコメット（2003年生、母アグネスオーロラ）

アグネスコメット（2003年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋彗星」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時13歳）と交配したアグネスオーロラが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

3月12日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

4月16日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月8日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

7月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で上村洋行騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線では決め手が足りず14着に敗れた。

11月10日、中5週で迎えた8戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンバーレイクを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。