サーストンウィナー（2014年生、母サウスエンピリカル）

サーストンウィナー（2014年3月8日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋勝利者」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時17歳）と交配したサウスエンピリカルが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸順一。主な勝ち鞍は2016年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高岸順一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、斉藤宣勝によって1,782万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月4日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジュブリーユを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2017年）

1月5日、中4週で迎えた2戦目は、S.フォーリー騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

4月16日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

5月27日、中5週で迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月30日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

4歳（2018年）

2月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた6戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

6月10日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

9月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。