マルブツキャリー（1980年生、母タイヨウ）

マルブツキャリー（1980年5月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時4歳）と交配したタイヨウが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）只野牧場。戦績は、中央平地59戦15勝2着6回。1986年のアラブステークス(アラ系4歳以上オープンハンデ)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1982年）

7月10日、7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のツリーメイトに6馬身の差をつけて勝利を収めた。

7月31日、6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンパレードに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

8月15日、5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハツノズイショウに半馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

11月28日、5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2歳（1983年）

1月15日、9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月30日、16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーキャプテンから7馬身差の2着となった。

2月19日、6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月13日、11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月2日、12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月29日、9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月17日、12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアインゴウユウから1馬身3/4差の2着となった。

7月31日、9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のエアーシャトルに2馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

8月14日、9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアインゴウユウから3馬身半差の2着に敗北した。

8月27日、7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエアーシャトルに1馬身1/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

9月25日、11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月26日、7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒミノライチョーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月11日、12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1984年）

1月7日、10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月21日、6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月11日、11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月18日、5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアインゴウユウから2馬身差の2着となった。

3月31日、13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月22日、8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月20日、7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月9日、8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月16日、7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月29日、6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノパレスに3/4馬身の差をつけてトップでゴールインした。

8月18日、8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキューティーアイに2馬身半の差をつけて勝利を収めた。

9月23日、11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1985年）

1月7日、10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月27日、11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のマサヒコドーターに半馬身の差をつけて勝利を手にした。

2月16日、9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月16日、13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアインゴウユウからハナ差の2着に惜敗した。

3月30日、16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月21日、7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のチグサパワーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月12日、8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイムパワーから1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコーリンタガミに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月28日、6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスズタカエースに1馬身3/4の差をつけて勝利を手にした。

8月18日、7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

6歳（1986年）

1月26日、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 小雪/良）に出走。鞍上は上籠勝仁騎手。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

2月16日、アラ系4歳以上オープン（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

3月8日、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3月22日、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（小倉芝1200m 雨/不良）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月3日、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は安達昭夫騎手。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマサヒコドーターをクビ差振り切って勝利を物にした。

7月5日、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は柴田善臣騎手。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

7月26日、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート2000m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月16日、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。鞍上は柿元嘉和騎手。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

8月30日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 晴/良）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月14日、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 曇/良）に牝馬ながら59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月4日、アラ系4歳以上オープン（福島芝1700m 雨/重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は上籠勝仁騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月26日、アラ系4歳以上オープン（福島芝1800m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のウィンブルーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月9日、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 曇/良）に牝馬ながら58.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で上籠勝仁騎手。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月23日、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1600m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は木幡初広騎手。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヤマブキイチバンを半馬身振り切って勝利を挙げた。

12月14日、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。鞍上は林満明騎手。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7歳（1987年）

1月10日、銀杯（京都ダート1800m 晴/稍重）に牝馬ながら61kgの斤量を背負って出走。鞍上は加用正騎手。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。