スカイフレイバー（2004年生、母スーパーアフリート）

スカイフレイバー（2004年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタバスコキャット（当時13歳）と交配したスーパーアフリートが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中川牧場。戦績は、地方15戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年のフォーチュネイトダリア特別(C1)。

経歴

デビュー前

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2006年）

12月25日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。馬体重は516kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコズミックブルーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2007年）

2月20日、中7週で迎えた2戦目は、3歳戦のフォーチュネイト白梅特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

6月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したトートトライアンフにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のフォーチュネイトダリア特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のジェニュラビーンに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

9月7日、中7週で迎えた5戦目は、文京区特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた6戦目は、花野特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のパワーヴィクトリーをハナ差振り切って3勝目をマークした。

4歳（2008年）

2月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、スプリングタイム特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、ソリッドマーカーに3/4馬身交わされて2着となった。

3月10日、中2週で迎えた8戦目は、陽春賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（6戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

12月2日、約9か月の休養明けで迎えた9戦目は、冬野特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のベストフェットをクビ差振り切って休み明け初戦をモノにした。

12月30日、中3週で迎えた10戦目は、スカパー!賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（8戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

5歳（2009年）

1月23日、中2週で迎えた11戦目は、初凪特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（9戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、東風特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

3月23日、中4週で迎えた13戦目は、かに座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（10戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったネガイヲコメテに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中1週で迎えた14戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（11戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、おとめ座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。