アリストロシュ（2021年生、母カシマフラワー）

Aristoloche

2021.04.13

アリストロシュ（2021年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花の名前。花言葉は圧倒的な力」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時12歳）と交配したカシマフラワーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は北島牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C2六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって880万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、京都ホースレーシングによって1,155万円で落札された。

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月8日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中京（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

11月12日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

3歳（2024年）

2月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた5戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた6戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月18日、中8週で迎えた7戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は水口優也騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの木屋町特別（京都芝2000m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月3日、中5週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田裕一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金沢競馬 Bプレミアム B特選（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、おまおじ33歳生誕杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、サカモトカズキの2024記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアドアプローズに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた14戦目は、能登半島地震復興応援杯（69）（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた15戦目は、土方颯太騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド金沢 第2戦（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したランドエースを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のフェイマスグラースに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1十八（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた18戦目は、淳之介・舞 結婚式記念 特別編成（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2025年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、石塚家結婚式来てくれてマジ感謝☆杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた21戦目は、おなみすとの姫あやちゃん誕生記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた23戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったコスモアイビーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月23日、中1週で迎えた26戦目は、風輪翔司くん40歳誕生日おめでとう記念☆（金沢ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松戸政也騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた27戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、輪堂千速生誕記念 第一回ちはやワークス賞 特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリプレットを驚異的な末脚で半馬身差し切って優勝

7月27日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月30日、中8週で迎えた29戦目は、わたあめさんしろーはたぼうちゃんねる記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた30戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のメニーに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

デビュー前

1歳のとき、北島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって880万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、京都ホースレーシングによって1,155万円で落札された。

藤田弘治厩舎（金沢）へ入厩。

11月9日、デビュー戦は中島龍也騎手を鞍上に据えて、楽天競馬ならポイントで馬券が買える賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。