アサヒケンオー（1984年生、母アサヒタマナー）
Asahi Ken O
1984.06.12
アサヒケンオー（1984年6月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシンザン（当時23歳）と交配したアサヒタマナーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の一般D。
経歴
デビュー前
加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1987年）
3月1日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。
3月22日、中2週で迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。
6月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。
6月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
7月12日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラズベリードリームを半馬身捉え切れず2着に敗北した。
4歳（1988年）
4月24日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、高市圭二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。
10月12日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5歳（1989年）
4月19日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた8戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサブキオーから半馬身差の2着に敗北した。
5月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般D（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタマダンサーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
6月1日、中3週で迎えた10戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクラウントーランスに1馬身の差をつけて制した。
6月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米川昇騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスナークローマンに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般C D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米川昇騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月25日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、鳩ケ丘特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米川昇騎手（5戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンエイカンから1馬身差の2着となった。
8月8日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、幌内特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米川昇騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月21日、中1週で迎えた15戦目は、高岡秀行騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。