タイキプレジデント（1996年生、母Lady President）

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額3,000万円（30万×100口）で一口馬主が募集された。

2歳（1998年）

12月5日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3歳（1999年）

1月31日、中5週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたビッグサイレンス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月14日、中1週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキッツスペクターを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月8日、中6週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミホギャランを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

6月19日、中5週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のさくらんぼステークス（福島芝1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシルクガーディアンに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月16日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のオーロカップ（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（5戦3勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

11月27日、中5週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のキャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岡部幸雄騎手（6戦3勝）。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて16着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた11戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

12月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のサンタクロースステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

4歳（2000年）

2月20日、中7週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、5歳以上1600万下のアメジストステークス（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（7戦3勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた14戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のブラッドストーンステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月22日、中5週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の薫風ステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岡部幸雄騎手（8戦3勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネルリーダーに1馬身3/4の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月18日、中7週で迎えた16戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、パラダイスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の福島テレビ杯（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた18戦目は、G3の関屋記念（福島芝1700m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のBSN賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

10月14日、中5週で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下のアイルランドトロフィー（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の白秋ステークス（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の霜月ステークス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月17日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下の武田尾ステークス（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

5歳（2001年）

1月14日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、4歳以上1600万下のジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

9月1日、約7か月半の休み明けで迎えた25戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、BSN賞（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のセプテンバーステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったジョーディシラオキに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月13日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上1600万下のアイルランドトロフィー（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のブラジルカップ（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上1600万下の奥多摩ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（6戦0勝）。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

6歳（2002年）

5月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、4歳以上1600万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

6月29日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた31戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のTUF杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上1600万下の新潟日報賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の白秋ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岡部幸雄騎手（9戦4勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上1600万下の外房ステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

7歳（2003年）

5月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月5日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた36戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。