ネーハイパープル（1984年生、母パープルジヨウ）

ネーハイパープル（1984年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホクセイコー（当時10歳）と交配したパープルジヨウが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小堤正路。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

布施正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

6月15日、デビュー戦は岩元市三騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩元市三騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したジニアスランナーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩元市三騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩元市三騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のベナーホリデイに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月19日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳オープン（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩元市三騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳300万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩元市三騎手（8戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。