ツルノチオクタン（1998年生、母ナムラゴージャス）

Tsuruno Thioctane

1998.03.31

ツルノチオクタン（1998年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のセクレト（当時17歳）と交配したナムラゴージャスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）諏訪牧場。戦績は、地方14戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の3歳B。

経歴

デビュー前

1歳のとき、諏訪牧場から「八戸市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

鷹尾雄治厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2000年）

9月11日、デビュー戦は桑野等騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、6着に沈んだ。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月5日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2001年）

1月4日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スカーレットマーチに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るショエーボーイを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファーストクロスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で端勝成騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く3着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で端勝成騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、3歳A（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコーワスペシャルにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

7月30日、中3週で迎えた13戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた14戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。