ゴールデンカイト（2022年生、母L'Age d'Or）

Golden Kite

2022.04.21

ゴールデンカイト（2022年4月21日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「金鵄」。毛色は栗毛。種牡馬のTapit（当時21歳）と交配したL'Age d'Orが8歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月28日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月9日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のショウナンカチドキに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2025年）

1月13日、中8週で迎えた3戦目は、A.A.ルメートル騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のシンザン記念（中京芝1600m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月16日、中4週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったピエマンソンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月22日、中9週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたホウショウマリス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川田将雅騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサンマルノヴェルをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月6日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川田将雅騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。