プリオールローマン（1994年生、母キスミートウショウ）

Prior Roman

1994.05.17

プリオールローマン（1994年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時22歳）と交配したキスミートウショウが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣 敦。戦績は、地方5戦3勝。主な勝ち鞍は1999年の一般C3。

経歴

デビュー前

矢熊壽厩舎（船橋）へ入厩。

4歳（1998年）

3月16日、デビュー戦は小林照男騎手を鞍上に据えて、5歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。馬体重は459kg。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月29日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、5歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林照男騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウッズポーターに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5歳（1999年）

4月1日、約11か月の休養明けで迎えた3戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林照男騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアレミスピードに6馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。

4月26日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林照男騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のタケデンアマゾンに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

5月24日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林照男騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。