スリーリンクス（2005年生、母スリーリリック）

スリーリンクス（2005年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ゴルフ場」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラスカルスズカ（当時9歳）と交配したスリーリリックが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月16日、デビュー戦は岩崎祐己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

2月3日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩崎祐己騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のパシティアを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 小雪/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩崎祐己騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

3月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩崎祐己騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下のはなみずき賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で岩崎祐己騎手（6戦1勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

12月13日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩崎祐己騎手（7戦1勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

4歳（2009年）

1月10日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩崎祐己騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

5月16日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩崎祐己騎手（9戦1勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた11戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。