グラスクローザー（2003年生、母ノースビューティ）

グラスクローザー（2003年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋試合（野球）の最後に決める人」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時12歳）と交配したノースビューティが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）谷口育成牧場。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月16日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

3歳（2006年）

4月29日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月13日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。