ホウヨウアメリア（1995年生、母ブライトホウヨウ）

ホウヨウアメリア（1995年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダハール（当時14歳）と交配したブライトホウヨウが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大江牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方28戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の雷神賞(一般C4)。

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

5月10日、デビュー戦は寺島祐治騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた3戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 雨/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月12日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は寺島祐治騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4歳（1999年）

1月30日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヌ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた11戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5リ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカッティングアローをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

3月1日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコダマキントシオーに1馬身半の差をつけて制した。

3月24日、中2週で迎えた13戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったエドノキングオーから1馬身半差の2着となった。

4月11日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキラキラコメットをクビ差制して勝利を手中に収めた。

5月16日、中2週で迎えた16戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドキットからクビ差の2着に甘んじた。

5月30日、中1週で迎えた17戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた18戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた19戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた20戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた21戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた25戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5ハ（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエースアンドエースに3馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

11月19日、中1週で迎えた28戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中0週で迎えた29戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C5（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセイランルーチに1馬身の差をつけて5勝目を手にした。

12月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（4戦2勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2000年）

1月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヌマコルティからハナ差の2着となった。

2月2日、中3週で迎えた33戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のユーエーアトラスをクビ差制して勝利をモノにする

2月26日、中2週で迎えた34戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた36戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（8戦3勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた37戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。