ライトヴェール（2021年生、母クラシックス）

ライトヴェール（2021年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したクラシックスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村田牧場。2023年のウィナーズチャレンジに勝利した他、2023年のウィナーズチャレンジ2を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村田牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、ユートピア牧場によって1,210万円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

4月27日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は442kg。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチャンチャンに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月21日、中7週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミライヘノメグミに6馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのトルマリン特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ザイデルバストに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（2024年）

4月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の夏端月特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハグレグモに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月16日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインスプリント（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヴィヴィアンエイトに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月11日、中7週で迎えた7戦目は、3歳オープンの星雲賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた8戦目は、北海道コンサドーレ札幌特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた9戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬青年部連絡協議会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月24日、中5週で迎えた10戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、スイートアリッサム特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ピンクヴェノムに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。