ヤマニンシュラ（2022年生、母ヤマニンアタシャン）

ヤマニンシュラ（2022年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+修羅」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時21歳）と交配したヤマニンアタシャンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。2024年の兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月31日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のモレポブラーノを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月21日、中9週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月14日、中2週で迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

3歳（2025年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、森田誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

4月20日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森田誠也騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

5月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森田誠也騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月29日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったディーエスショウマに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゼットエールに6馬身の差をつけて優勝

9月15日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの新涼特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のプレアデスグループに1馬身3/4の差をつけて順当に勝利した。

11月9日、中7週で迎えた11戦目は、3歳以上3勝クラスの貴船ステークス（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。