イナノデンコウ（1989年生、母ジエツトセブン）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

8月11日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

12月21日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

3歳（1992年）

1月19日、中3週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた7戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮田仁騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

9月6日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長峰一弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長峰一弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた13戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月21日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏崎正次騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柏崎正次騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柏崎正次騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4歳（1993年）

5月8日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏崎正次騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は長峰一弘騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた20戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた21戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた22戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた23戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた25戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノフリートに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月23日、中0週で迎えた28戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた29戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1994年）

1月3日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月9日、約3か月の休み明けで迎えた31戦目は、一般C1ハ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐剛紹騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐剛紹騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1ハ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐剛紹騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐剛紹騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で五十嵐剛紹騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。