コマノラージヒル（2001年生、母アイチペガサス）

コマノラージヒル（2001年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スキーの滑降競技より」。毛色は芦毛。種牡馬のタイキシャーロック（当時9歳）と交配したアイチペガサスが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は本巣攻。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のセレクション(A1)。

経歴

デビュー前

太田勝雄厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2003年）

7月28日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、2歳（上山ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワタリワンダフルから5馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のセレクション（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のブルードンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月26日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

11月5日、中5週で迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のコルチカム特別（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ニイタカレアルに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2004年）

2月17日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦の白梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

10月14日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京地方競馬記者クラブ賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4歳（2005年）

3月24日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2九十11（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月12日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

6月8日、中0週で迎えた13戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。