ミラクルコジーン（2001年生、母ホリリボン）

ミラクルコジーン（2001年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「奇跡が起こりＧＩウイナーになるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時13歳）と交配したホリリボンが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は吉田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害8戦0勝、地方11戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C22。

経歴

デビュー前

当歳のとき、吉田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、加藤鈴幸によって945万円で落札された。

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

8月29日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

11月1日、中5週で迎えた3戦目は、土田龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた4戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

4歳（2005年）

1月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は土田龍也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンデルターを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた9戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で土田龍也騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリームパスユーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で土田龍也騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で土田龍也騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーデリンジャーに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月17日、中0週で迎えた12戦目は、一般C22（名古屋ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で土田龍也騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナツノマリーンに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で土田龍也騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミニーファンタジーに2馬身半の差をつけて優勝

5月14日、中4週で迎えた14戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず17着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた15戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた16戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

8月20日、中7週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた20戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2006年）

1月9日、中3週で迎えた21戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた22戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた23戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月1日、中6週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月6日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。