ナリタマイロード（2004年生、母ナリタグレース）

ナリタマイロード（2004年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋私の道」。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタトップロード（当時8歳）と交配したナリタグレースが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上D5一。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

9月10日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

3歳（2007年）

7月16日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

10月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のモエレハーベストに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4歳（2008年）

1月29日、中9週で迎えた7戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。0着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

6月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上D5二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月30日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた16戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスマートドライブに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

9月3日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月29日、中7週で迎えた18戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月9日、中5週で迎えた19戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2009年）

1月22日、中5週で迎えた20戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（14戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月24日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（15戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。