アオミカブト（1983年生、母ブラツクフエイム）

アオミカブト（1983年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のキタノダイオー（当時18歳）と交配したブラツクフエイムが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠キタノ牧場。戦績は、中央平地23戦1勝2着2回、地方28戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

谷八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

2月22日、デビュー戦は4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は448kg。鞍上は田島良保騎手。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月8日、4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったロングヒラにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3月16日、4歳新馬（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

4月5日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4月20日、4歳未勝利（京都ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田島良保騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月4日、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田島良保騎手。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月24日、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田島良保騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

6月8日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は田原成貴騎手。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月21日、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山雄一騎手。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったアンラッキーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月12日、4歳未勝利（小倉芝1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月26日、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月10日、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月6日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

9月21日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウイナーシチーを上がり1位の末脚でハナ差だけ差し切ってトップでゴールに飛び込んだ。

4歳（1987年）

1月17日、5歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は横山雄一騎手。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

2月7日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田島良保騎手。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

2月21日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月14日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は横山雄一騎手。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4月5日、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月26日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は田原成貴騎手。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月17日、5歳以上400万下（京都芝2200m 外回り雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は横山雄一騎手。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

6月7日、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

5歳（1988年）

4月9日、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山本康二騎手。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

8月23日、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月28日、C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、C1ニ（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小瀬良昌騎手。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、一般C1ホ（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小瀬良昌騎手。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のモナコプリンスをハナ差制して勝利を掴み取った。

11月13日、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小瀬良昌騎手。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカーネルワンダーから半馬身差の2着となった。

11月25日、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小瀬良昌騎手。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

12月9日、B2ロ（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で小瀬良昌騎手。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月23日、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小瀬良昌騎手。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（1989年）

1月5日、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小瀬良昌騎手。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

1月16日、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小瀬良昌騎手。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月31日、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小瀬良昌騎手。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月14日、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小瀬良昌騎手。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月28日、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小瀬良昌騎手。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月27日、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は半杭議騎手。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月11日、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半杭議騎手。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月19日、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で半杭議騎手。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、C1ニ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で半杭議騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月11日、C1ニ（中京(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で半杭議騎手。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、C1ニ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月9日、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は半杭議騎手。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月26日、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は半杭議騎手。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で半杭議騎手。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月8日、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で半杭議騎手。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月13日、一般C1ホ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月20日、一般C1ヘ（中京(地)ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は半杭議騎手。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月17日、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小瀬良昌騎手。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。