コスモリカバリー（2018年生、母ラヴリードリーム）

コスモリカバリー（2018年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+回復」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時9歳）と交配したラヴリードリームが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2022年のめんこ賞(一般C3十十一十二)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,500万円（30万×50口）で一口馬主が募集された。

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月11日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた2戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい最後はレーヴエモーションと並んで7着同着となった。

2月21日、中2週で迎えた3戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラゴローに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月7日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したナムラアダーラを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた7戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

8月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月22日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた9戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

12月1日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月23日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4歳（2022年）

1月2日、中0週で迎えた13戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、めんこ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のハーモニージョーイをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

1月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳C3（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月21日、中1週で迎えた16戦目は、小江戸特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた17戦目は、爽春特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた18戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた19戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、三宝山特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月22日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた21戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月22日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた23戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

12月13日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた24戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた25戦目は、天照賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた26戦目は、アリアンロッド賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。