サワノティアラ（1999年生、母イタミノキフジン）

サワノティアラ（1999年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のセンターセフト（当時14歳）と交配したイタミノキフジンが12歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は五嶋牧場。戦績は、地方22戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系3歳F2。

経歴

デビュー前

角田末男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2001年）

11月8日、デビュー戦は松浦高宏騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（姫路ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は445kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F5（園田ダート820m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳F5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のベストヒメをクビ差制して初白星を挙げた。

12月31日、中1週で迎えた5戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

3歳（2002年）

2月6日、中4週で迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリジャンプに7馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4月10日、中8週で迎えた7戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カツヤマキンザンに交わされて1馬身差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケシゴホーエイに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5月30日、中4週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンリジャンプに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2003年）

2月20日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、アラ系4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャンリュックに6馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

3月5日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上C4（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスペシャルシャトーを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

3月21日、中1週で迎えた12戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リジョウファーストに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

8月28日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C2-1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カズミプリンスに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月18日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C2-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉垣光章騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミハラエンペラーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

10月2日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉垣光章騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（9戦5勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ボルドクルーズにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤシロヒミコに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月18日、中4週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（12戦5勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

5歳（2004年）

1月22日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。