オキャン（2021年生、母ジャジャマーチャン）

Okyan

2021.03.22

オキャン（2021年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「活発な女性。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時10歳）と交配したジャジャマーチャンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は嶋田牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、嶋田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、Wプロパティーによって1,595万円で落札された。

加藤士津八厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月17日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月13日、中7週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月7日、中7週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず15着に敗れた。

2月11日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた6戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

3月16日、中1週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に敗れた。