ユウキバロン（2010年生、母レオマドンナ）

ユウキバロン（2010年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋男爵」。毛色は鹿毛。種牡馬のアッミラーレ（当時13歳）と交配したレオマドンナが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江谷牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、江谷牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、高橋ファームによって73.5万円で落札された。2歳のとき、高橋ファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ちきり組合によって367.5万円で落札された。

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月29日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

3歳（2013年）

4月14日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

5月10日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモズペルファを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイノスタビライザを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月4日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、つゆくさ賞（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。