リリースタイル（2013年生、母ファイナルリリー）

リリースタイル（2013年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋スタイル、様式」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したファイナルリリーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は阿部栄乃進。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C4-5。

経歴

デビュー前

8歳のとき、阿部栄乃進から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

12月27日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。17頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3歳（2016年）

1月24日、中3週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

5月12日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1500m 内回り晴/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1600m 内回り晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったサンバーナルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、3着に入った。

7月26日、中1週で迎えた9戦目は、北海道とともに、世界へ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた10戦目は、静内川賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

9月21日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宮崎光行騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で宮崎光行騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のストロングヴァンダを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月27日、中2週で迎えた15戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリフレクシブラヴに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したエムティホタルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。