カシノウィザード（2014年生、母カネスカンタービレ）

Kashino Wizard

2014.04.15

カシノウィザード（2014年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋魔術師」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時20歳）と交配したカネスカンタービレが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は橋口 幸一郎。

経歴

デビュー前

2歳のとき、シグラップ・マネジメントから「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、山上和良によって130.68万円で落札された。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月31日、デビュー戦は大下智騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では末脚に勢いがなく18着に終わった。

3歳（2017年）

2月1日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

3月26日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた4戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、シゲルイノシシに半馬身交わされて2着となった。

5月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。