ヘラクレスバローズ（2017年生、母スピニングレディ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、大島牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、大島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、猪熊広次によって1,350万円で落札された。

2歳（2019年）

11月17日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は538kg。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3歳（2020年）

7月18日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のクッキーショットに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、中2週で迎えた6戦目は、日高町プレミアム商品券賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月5日、中1週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のミューズをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月8日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャイニーブリッジにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2021年）

1月27日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、感謝!3000人特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

2月3日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、一般C3 12（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカドフィールに3/4馬身届かず2着となった。

2月10日、連闘で迎えた14戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

3月2日、連闘で迎えた17戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた19戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクレアトゥールに6馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

3月24日、連闘で迎えた20戦目は、白金リーダー感謝特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3月30日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた22戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のフラウボウをクビ差振り切って4勝目をマークした。

4月25日、連闘で迎えた23戦目は、アザレア特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた26戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。