リアルダイオー（1986年生、母ゴールデンシスター）

リアルダイオー（1986年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のホープフリーオン（当時14歳）と交配したゴールデンシスターが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荻野牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、中央障害10戦0勝、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

11月26日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は520kg。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

12月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

3歳（1989年）

1月15日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

3月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は芹沢純一騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

3月19日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

7月9日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したテルノハヤブサを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で芹沢純一騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で芹沢純一騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた13戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のカナデアンボスに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月18日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（10戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

4歳（1990年）

1月13日、中3週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（11戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（7戦1勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた24戦目は、平田秀也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月8日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田秀也騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田秀也騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた27戦目は、池添兼雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1991年）

2月2日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、坂本一仁騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本一仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本一仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた31戦目は、マーガレット特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本一仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月20日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、雑賀秀介騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた33戦目は、新緑特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は坂本一仁騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた34戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は雑賀秀介騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は坂本一仁騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月9日、中0週で迎えた36戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本一仁騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた37戦目は、よさこい特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本一仁騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本一仁騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。