ライズフォモサ（2003年生、母ライズライズ）

ライズフォモサ（2003年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時15歳）と交配したライズライズが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）天賜牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方31戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3-8。

経歴

デビュー前

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月11日、デビュー戦は平沢健治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

4月22日、中9週で迎えた2戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では全く伸びず16着に終わった。

6月25日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

7月22日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

9月26日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた6戦目は、3歳戦の金沢競馬売店組合八田売店杯（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シズカチャンに半馬身交わされて2着となった。

10月31日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-4（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクロタラリアに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、スピカ特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーアギンガにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月25日、中1週で迎えた12戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクセイダリアに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（2007年）

1月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3-6（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月7日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-8（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアトワンスヒロを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

4月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトーアギンガにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエフテーグランパオを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた18戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレオンハルトを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月28日、連闘で迎えた19戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般B4-6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた20戦目は、濱田佳代子27歳誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般B4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた22戦目は、金沢競馬売店組合八田売店杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグラスアバンテを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月2日、中2週で迎えた25戦目は、松虫草特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（9戦3勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた26戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた27戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた28戦目は、日本トーター杯（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は沖静男騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた29戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた31戦目は、一般B4-6（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた32戦目は、牝馬限定戦のデンドロビウム賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた33戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月23日、連闘で迎えた34戦目は、一般B4-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

5歳（2008年）

1月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1-3（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。