チクサンキット（2001年生、母タヤススカッシュ）

Chikusan Kitto

2001.05.02

チクサンキット（2001年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時9歳）と交配したタヤススカッシュが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫富ファーム。戦績は、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2004年）

1月1日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月2日、中4週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた3戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカミノトップランに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2005年）

5月23日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。