マンデヴィラ（2020年生、母マンデラ）

Mandevilla

2020.02.26

マンデヴィラ（2020年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「キョウチクトウ科の植物名」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時8歳）と交配したマンデラが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月22日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のソーダズリングをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

10月29日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1800m 外回り 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

4歳（2024年）

3月30日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月28日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のメイショウサンガを半馬身振り切って2勝目を手にした。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの不知火特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦1勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月25日、中5週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの長久手特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小崎綾也騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの浜名湖特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小崎綾也騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月27日、中6週で迎えた10戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの本栖湖特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベンサレムに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。