ヴィリアリート（2022年生、母メリーウィドウ）

ヴィリアリート（2022年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「オペレッタの挿入歌。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のナダル（当時5歳）と交配したメリーウィドウが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月26日、デビュー戦はC.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は536kg。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のポッドドンナーに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月28日、中8週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゴッドエスパーダに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3歳（2025年）

2月23日、中7週で迎えた3戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

5月3日、中9週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のユニコーンステークス（京都ダート1900m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。