リスポンスドラゴン（2001年生、母サンライトブレーヴ）

リスポンスドラゴン（2001年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時13歳）と交配したサンライトブレーヴが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中館牧場。戦績は、地方31戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の沖波スプリント(一般B2 B3 C1 ハンデ)。

経歴

デビュー前

斉藤敏厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2003年）

12月12日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は458kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフレンドフォンテンにクビ差届かず2着に惜敗した。

3歳（2004年）

2月6日、中7週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアサヒシステムを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月24日、中3週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干緩いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のグビャズダをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

9月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ミヤウンフローに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のナティーホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

10月12日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の駒草特別（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のグビャズダをハナ差振り切って3勝目を掴み取った。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のマイティブリザードに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2005年）

1月4日、中8週で迎えた11戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノカングを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月21日、中0週で迎えた14戦目は、駿光特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた15戦目は、アクアマリン特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月27日、中5週で迎えた16戦目は、さざなみスプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のティーエスジャンボに1馬身半の差をつけて優勝

5月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のワンダーローレルに4馬身の差をつけて優勝

8月24日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、ハンデ戦のあやなみスプリント（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワタリスペシャルに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月23日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の浦波スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ベルモントコロナに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月17日、中2週で迎えた20戦目は、秩父湖特別（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた21戦目は、ハンデ戦の秋波スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の三里塚特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の沖波スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のタイヨウタローに1馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

5歳（2006年）

5月29日、約5か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般B2三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（10戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた25戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の麻綿原特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた26戦目は、文月特別（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ピアチェモルトに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のほたる特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

6歳（2007年）

8月10日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から34kg減らして迎えた28戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、唐松草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

9月19日、中5週で迎えた29戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、秋の鞍オープン（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた30戦目は、オパールオープン（名古屋ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

12月6日、中8週で迎えた31戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。