ナリタカントリー（1999年生、母ジュエルバンダム）

Narita Country

1999.04.29

ナリタカントリー（1999年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時7歳）と交配したジュエルバンダムが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、バンダム牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、山路秀則によって1,575万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

2月24日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

9月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

9月21日、中0週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

4歳（2003年）

1月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに22kg減らして迎えた6戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。