ダイオーハード（1984年生、母ネツクライン）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

3月1日、デビュー戦は宮徹騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月4日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮徹騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオーゴンアトラスを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮徹騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮徹騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着を確保した。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮徹騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく16着に敗れた。

10月10日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、四位満教騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（福島芝1800m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のダービーリーズンに1馬身1/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月1日、連闘で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で四位満教騎手（1戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮徹騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゲイリーレットを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて優勝

12月27日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定のハンデG3のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝2000m 晴/良）に49.5kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（8戦2勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4歳（1988年）

1月16日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上1400万下の寿賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（9戦2勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。