スカイノヨシコ（1990年生、母モアーフレーム）

スカイノヨシコ（1990年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のビクトリートウザイ（当時8歳）と交配したモアーフレームが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）坂井牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方20戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

11月29日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

3歳（1993年）

1月10日、中2週で迎えた4戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた5戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

2月28日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のシャインエースに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月7日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

3月14日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本美純騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月17日、中5週で迎えた10戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた11戦目は、次井武史騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月23日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1994年）

1月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、大政君次騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた18戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマサノモンテスに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月10日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤一成騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤一成騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤一成騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤一成騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた24戦目は、椿山昭彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったパールトウザイから3/4馬身差の2着となった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、アラ系一般C3ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で椿山昭彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターファミリーから3馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で椿山昭彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で椿山昭彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月25日、中9週で迎えた28戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で椿山昭彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で椿山昭彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。