クラップス（1987年生、母アサニシキ）

Craps

1987.04.07

クラップス（1987年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のネヴアーダンス（当時15歳）と交配したアサニシキが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は佐藤 利雄。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

宇田明彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

2月24日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は494kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカンキオーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4歳（1991年）

1月26日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた2戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、サンハピーホーラーに交わされて1馬身差の2着となった。

3月2日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた3戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

4月28日、中7週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したハギノトランプを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中2週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。