スズカエーコー（1999年生、母エーコーアゲン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、武牧場から「北海道9月市場サラブレッド2歳」に上場され、永井啓弐によって1,575万円で落札された。

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月24日、デビュー戦は武英智騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

3歳（2002年）

2月2日、中6週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

6月22日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武英智騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したマキハタグルーオンにクビ差届かず2着となった。

7月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で武英智騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったマンデームスメに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月18日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武英智騎手（5戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、シマノタカラチャンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武英智騎手（6戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のシャルドネを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2003年）

1月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で武英智騎手（7戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の小石原特別（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で武英智騎手（8戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で武英智騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

3月16日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた13戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の知多特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の青葉城特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武英智騎手（10戦1勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

6月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（11戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、レガシーウィンドに3/4馬身交わされて2着となった。

5歳（2004年）

5月22日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（12戦1勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。