アンティクイーン（2014年生、母リーヴザマーク）

アンティクイーン（2014年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「Ａｎｔｉｑｕｅ（古代の）とＱｕｅｅｎ（女王）より」。毛色は栗毛。種牡馬のアンライバルド（当時8歳）と交配したリーヴザマークが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野表篤夫。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦4勝。主な勝ち鞍は2016年のフレッシュチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2016年）

5月12日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は416kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るリボンインザスカイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ10（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ11（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3歳（2017年）

1月10日、中8週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマックル賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテルルフォレストに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

1月26日、中1週で迎えた6戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユーセイラッキーに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下のつばき賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の槍ヶ岳賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のサイレンスミラーに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

7月29日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤友則騎手（7戦2勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。18着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定オープンのコスモス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で佐藤友則騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。