ベニクジャク（1986年生、母リリアス）

Beni Kujaku

1986.05.01

ベニクジャク（1986年5月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステイールハート（当時14歳）と交配したリリアスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中田 英樹。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

森安弘昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

6月18日、デビュー戦は森安輝正騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森安輝正騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森安輝正騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた4戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフジノアイリスに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1990年）

4月22日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、5歳以上500万下の栗駒山特別（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は森安輝正騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

5月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は東信二騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に終わった。